東京・世田谷にて野菜卸・青果卸。野菜ソムリエの過去のブログ

旬の野菜

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2012年06月28日

根深と岩つき

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硫化アリル。

この成分、玉ネギやネギ、ニンニク、わさびなどの

香りの強い野菜には必ず含まれています。

そして抗酸化作用が高いとされています。

ユリ科に属するネギは、

漢方では白身の部分に効用があるようですが、

栄養素は茎の白身より葉の部分の方が高いです。

何よりも関西食文化では、緑色の葉を好み、関東では白実を食べます。

東京ではネギは長ネギと呼ばれていますが、自分が生まれた地方では、

長ネギの呼び名を「ねぶか」及び「岩つき」と呼んでいました。

投稿者 maruyasu : 15:09

2012年06月27日

辛くない唐辛子、ピーマン

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ピーマンの英名はスイートペパアー。

江戸時代には甘唐辛子として栽培されていました。

ピーマンは周年販売されていますが、

昼間の気温が20度から30度、夜も18度、

さらに地温が20度以上無いと栽培に適しません。

したがって生産量の7割がハウス栽培です。

秋から春先までハウス栽培で最低18度確保するには

それなりにコストがかかります。

同じナス科のトマトやナスが冬場に価格が高騰するのはそのためです。

最近感じるのは、ピーマンと人参が一番香りや風味が

改良され、かわりに数多くのカラフルな品種が出回るようになったなと。

投稿者 maruyasu : 13:22

2012年06月21日

大衆メロン

メロンの季節です。

冬場から春先までは高級果物店で贈答用などで販売されている

アールス系が主流ですが、現在は全国各産地で栽培されている

アンデス系のメロンが多種多彩に入荷されます。

ご存知かも知りませんが、アンデスメロンの名前の由来は、

芯をとって食べられる。
      ↓
「安心ですメロン」
      ↓
「アンシンデスメロン」
      ↓
「アンデスメロン」

と、種子メーカーによって命名されたそうです。

アンデス山脈とはなんの関係もないのです。

多種多彩に入荷中ですが、最近では赤肉系統のメロンが好評です。

クインシーメロン、肥後レッド、夏場に入荷するライデン赤肉。

すべて北海道夕張メロンに負けない甘さです。

また、入荷がかなり先ですが、茨城産タカミメロンもお勧めです。

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投稿者 maruyasu : 06:50

2012年06月20日

加賀太胡瓜

胡瓜は周年出荷され消費の多い野菜です。

サラダや漬け物の一品として、欠かせない野菜です。

中華料理のメニューで胡瓜は黄瓜と記載されます。

数々の野菜が遠い昔より中国から日本に伝来していますが、

それらの野菜は華北系と華南系にわかれます。

華南系の胡瓜は黒イボで黄緑色です。

華北系の胡瓜は白イボで緑が濃い現在流通されているものです。

自分が思うに胡瓜ほど進化している野菜はありません。

かぼちゃからの接ぎ木による栽培技術で、

周年美味しい胡瓜が食べられますが、

これから出てくる露地物が一番歯ごたえや香りがあると思います。

写真は加賀野菜のシンボル加賀太胡瓜です。

この瓜、以前ビールのコマーシャルでオンエアーされ

ブームを呼びましたが、いまだ人気は衰えていません。

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投稿者 maruyasu : 00:46

2012年06月14日

らっきょう、和エシャ、ベルギーエシャレット

らっきょう漬けや梅干しはスーパーやコンビニでは1年中販売されていますが、

国産のものを原料にする場合、ここ数ケ月でいっせいに漬けこみます。

らっきょうは平安時代に中国から日本に伝わってきました。

鼻炎、切り傷、虫刺され、整腸作用、毒消し、万能薬として使われました。

今でも漢方ではガイハクと処方され、乾燥したものが用いられています。

その後、江戸時代に食用されるようになりました。

らっきょうには花らっきょうと言われる甘酸漬けがありますが、

本来植え付けの翌年収穫するらっきょうを翌々年に繰り越し、

分球させることにより、小球にすることで花らっきょうの材料を作ります。

らっきょうに土寄せして茎を軟白栽培したものがエシャレットです。

和エシャと呼ばれ味噌などをつけて食べるものです。

静岡県や茨城県が名産地です。

フランス料理のスープの香辛料として使われているのが、

ベルギーから輸入されているベルギーエシャレットです。

ちなみに写真はらっきょうの花です。

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投稿者 maruyasu : 13:10

2012年06月11日

自分の生まれた昭和の時代

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自分が生まれた昭和30年代、エンゲル系数は約4割、

家計の約半分を占めていました。

直近の農業白書によると、最近は約2割台に定着しているが、

不景気による収入の低下により微妙に上昇しているとのこと。

ちなみに米の消費量は5割以上減り、

肉や乳製品の消費量は約5倍以上増えた。

よく言われる食の洋風化。

数年前、多摩地区中心にお米を手広く販売されている方のお話によると、

月平均1世帯の米の消費量は約五キロ。

これにはビックリしました。

自分が生まれた時代の自給率は約8割。

直近では皆さんご存知のとおり約四割。

農家世帯数も約30年前の半分以下に減少。

さらにおきまりの高齢化問題。

将来の食量安定化を考えるとTPP参加も仕方なしか?

さて写真のイケメン、弊社中山君の愛するひとり息子。

将来読売巨人軍のエースか4番か?

いやいや、君にはYSのマークがお似合いでしょ!

投稿者 maruyasu : 01:54

2012年06月06日

チシャ

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長野県より洋野菜が順調に入荷しています。

サラダの食材で定番はレタスやサニーやグリーンカールなどです。

6月から9月までは長野県産が中心となります。

レタスの産地を分類すると、冬場は西の香川県や静岡県、

夏場は高冷涼地の長野県産や岩手県産が中心となります。

その他の時期は、千葉県や茨城県などの近郊平坦地が主産地となります。

レタスの和名はチシャです。

サニーやグリーンカールは非結球種の同類で、

レタスもサニーもカールも茎葉を切ると白い乳液がでます。

これが鮮度の目安となります。

ちなみに中華料理に使うチシャトウも同じキク科の仲間です。

レタスの消費量は東京オリンピック以降急速に増えたそうです。

ところでハネムーンサラダと言うメニューをご存知ですか?

レタスにドレッシングは塩だけです。

レタスと塩のみ。

由来は察しの通りハネムーン、つまり「二人だけにして下さい」ということ。

まあ我が家で晩飯にだされたら、ただの手抜き料理でしょう。

投稿者 maruyasu : 14:23

2012年06月05日

ストロベリートマト(食用ほうずき)

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愛知県産の食用ほうずきが順調に入荷しています。

ほうずきといえば子供の頃オレンジ色の実を手で揉んで、

中の種を抜き、口元で音を鳴らして遊んだ記憶があります。

頬ずくからほうずきという名の由来があるようです。

食用ほうずきはペルーおよびメキシコが原産地とされています。

写真のように黄色ミニトマトに似た可愛いらしい実が乾燥した殻に包まれて入荷します。

ストロベリートマトのほかに、ほうずきトマトともよばれナス科のほうずき属に属します。

糖度の高い物は15度を超える実もあります。

生食やあしらいとしてお使いください。

投稿者 maruyasu : 19:12

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