東京・世田谷にて野菜卸・青果卸。野菜ソムリエの過去のブログ

旬の野菜

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2011年12月29日

今年をふり返ってみて

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忘れられることの出来ない大変な一年でした。

関東近郊より北の生産者の苦労は計り知れないものがあると痛切に感じました。

安全で安心な農産物の基準が目に見えない放射能線量による汚染で

さらに複雑になった事は間違いありません。

福島の浪江町に鉄腕ダッシユ村があるのは知りませんでしたが、

危険区域に位置する里山や田畑が放射能に汚染されているテレビ画面を見ると

原発事故の恐ろしさをあらためて認識しました。

東北各地の学校の校庭や砂場で除染作業が行われていますが、

これが農地の除染となるとそう簡単にはいかないことは誰にでもわかります。

まして農家にとって何年もかけて育てた土を剥ぎ取るなど

まさにあり得ないことだと思います。

そんな中で今年も無事に止め市を迎えることができました。

来年はお取引様の今以上のご期待に添えるように

スタッフ一同邁進いたしますのでご愛顧よろしくお願いします。

投稿者 maruyasu : 07:13

2011年12月06日

大蔵大根とTPP

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日本政府はTPPに参加表明しました。

金融や雇用などにどのような影響か゛あるのかよくわかりませんが、

農業に関しては間違いなく色々な影響が出ると思われます。

まずTPP参加推進派の政治家のお決まりの文句は

日本の農業が補助金で支えられ国際競争力がない高齢者による依存度が高く

日本の農業には将来がない等等。

これはなにもTPPの時だけはなく

JAS法の改定時も散々言われてきた事でした。

農産物ではお米のことが中心に取り上げていますか゛、

関税がはずさればオレンヂやレモンの自由化の時のように

多くの国産の農産物や農家が打撃をうけるはずです。

これから先海外から輸入されるデフレ対応の低価格野菜に対して

国産野菜が対抗するにはどうしたらよいか。

季節にあった地場でとれる野菜を伝統的に残す。

自分のお付き合いしている生産者は日本の風土や土からうまれる

風味のある野菜しか作らないと。

写真の大蔵大根は十年程前は世田谷近郊で盛んに作られていた冬大根です。

青首大根との違いは葉の茎が太く頭から均等に白く

すらっとしていて重みを感じる大根です。

おろしは向いていませんがおでんや煮物には最適です。

最近、江戸野菜とかで取り上げられていますが、

この大根をおでんダネにすれば、

コンビニで販売されているおでん大根がいかに眉唾ものかが...。

冬の大根はあくまでも煮物で食することをお勧めします。

投稿者 maruyasu : 01:39

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